日本人には想像できないほどの厳しい修業制度。
ドイツではマイスターでなければメガネ店を開くことは出来ません。レアリンク(見習い)として3年から3年半。
ゲゼレ(熟練技師)として1年半修業した後、国立眼鏡学校に2年半学び、最終国家試験と手工業会議所の試験に合格して始めてアウゲン・オプティカー・マイスター(ドイツ国家公認眼鏡士)となることが出来ます。
マイスター試験には、レンズ曲面の磨き方等の実技試験だけでなく、学理の試験も課せられます。
それも物理学、生物学、解剖学などの理科系の学科の他に、憲法、商法、心理学、社会学といった社会学科系の学科試験も課せられています。
これは優れた社会人、高度の技術者というだけではなく人格を備えた教育者を養成するためなのです。
試験に二度落ちれば、一生受験資格を失うという厳しさです。この資格取得者、日本ではたったの2名(2005年時点)だそうです。